Portugal 留学日誌。

「ポルトガル大好き」なTakuyaが、《ポルトガルでの思い出》や《日本での日常生活》について書いています。2016-17 Coimbra

久しぶりに、英語の授業をブログでやってみる

★★★★

 

こんにちは、Takuyaです。

 

今日のブログはだいぶ趣向を変えてお送りします。

(もしかしたら教え子が見ていてくれてるかもしれないので...笑)

写真なしの長いブログですので、

参考書を読んでいる感覚で読んでいただければと思います。

 

以前のブログでも書いた通り、

留学前は某進学塾で英語の講師をしておりまして、

今でもよく「授業したいなぁ」と思うことがあります 笑。

ありがたいことにこちらでは充実した生活を送れていますが、

ライフワークがなくなってしまい、相当寂しいのです。

 

ということで、今日は英語の授業っぽいブログを書いてみます。

 

大人のみなさまも、よろしければどうぞ。

とある都内の私立高校で実際に出題された英語の問題です。

 

まずはこちらの問題を解いてみてください。

 スクロールすると答えが出て来ますので、

 解く前にスクロールしないように!!!

 

問 次の各組の英文がほぼ同じ意味になるように、

  空所に適語を入れなさい。

1 I have not seen you for a long time.

  =It is a long time(  )I saw you last.

 

2 If you sit down and relax, you will feel much better.

  =Sit down and relax, (  )you will feel much better.

 

3 They were kind enough to give me such a nice present.

  =It was kind(  )them to give me such a nice present.

 

4 New York is the largest city in the United States.

  =New York is larger than(  )(  )city in the United States.

 

制限時間は3分以内です。では、どうぞ!

 

解きましたか?難しかったですか...?

 

このあと解説が始まります。

 

いいですね?

 

 

 

では、ここから、解説と答え合わせです。

解説が長くなってしまいましたが、お読みください。

1 答えはsince

  I have not seen you for a long time.

  現在完了の継続用法であり、

  for a long timeで「長い間」と言う意味の熟語。

  

  この問題のポイントは、

  下の文章がItから始まっていること。

  It is a long time(  )I saw you last.

  当然このitは「訳さないit」なわけですが、

  ( )の前までを訳してみると、

  「長い間だ」という意味になります。

  

  さらに( )のうしろはS+Vの関係なので、

  ( )に入るのは接続詞で確定だとわかります。

  この時点でbyやforなどの選択肢が消えます。

  (※forは理由を表す接続詞になることがありますが、

    この場合は文脈から違うと判断できるでしょう)

 

  最後に( )のうしろは

  「あなたに最後に会った」と訳せますから、

  ( )に入るのは「以来・〜から」を意味する語、

  sinceが入ると確定するわけです。

 

  もちろんsinceには、

  since 2005のような前置詞の使い方もありますが、

  このように接続詞的に使うことも多々あります

  (「明確な理由」を表す接続詞としても使えます)

 

 

2 答えはand

  If you sit down and relax, / you will feel much better.

  「条件」を表す従位接続詞ifを伴う文章ですね。

  「(if以下のことを)すれば、〜」と訳します。

  relaxは「リラックスする」という意味の動詞です。

 

  で、この問題は先に下の文章を解読します。

  Sit down and relax, (  )you will feel much better.

  ポイントは、上の文章のif節にあたる部分が、

  命令文で置き換えられているという点です。

 

  命令文を含む重要表現はいくつかありますが、

  この場合も、( )のうしろがS+V~ですから、

  ( )に入るのは接続詞だと確定できます。

 

  ここで、命令文+接続詞を伴う表現を復習しましょう。

  大丈夫です、2つしかありませんから。

  ・命令文, and S+V~

   「・・しなさい、そうすれば〜(できる)」

   例 Get up now, and you can catch the first train.

     (今すぐ起きれば、始発電車間に合うよ)

 

  ・命令文, or S+V~

   「〜しなさい、そうしないと〜(してしまう)」

   例 Get up now, or you will be late for school.

     (今すぐ起きないと、学校に遅刻するぞ)

 

 これ自体は中学2年生くらいで習うのですが、

 高校受験にあたり、これの書き換えを覚えましょう。

 ・命令文, and S+V~ → If..., S+V~

 ・命令文, or S+V~ → If ...not... / Unless... , S+V~

 

 ということで、長くなりましたが、

 ( )に入るのはこの公式からandで確定だとわかります。

 

 

3 答えはof

 まず、この(  )にforを入れた人、

 惜しいですが全然違います。甘いです。

 

 They were kind enough to give me such a nice present.

 この問題の上の文章を見た瞬間に、

 「形容詞 enough to do~」構文だと把握する必要があります。

 (「〜するのに十分(形容詞)だ」と訳しましょう)

 

 such a 形容詞+名詞は重要表現。

 「とても/そんなに(形容詞)な(名詞)」と訳します。

 

 これをつなぎ合わせると、

 「彼らは、そんな素晴らしいプレゼントを私にくれるくらい親切だった」

 という意味になるでしょう。

 

 この日本語を踏まえた上で、下の文章を見ます。

 It was kind(  )them to give me such a nice present.

 

 形式主語Itから始まっている+( )のうしろに不定詞がある

 というヒントから、この構文を思い出した人も多いでしょう。

 

 It is 形容詞(for+人)to do~構文

 「(人にとって)〜することは(形容詞)だ」と訳します。

 

 ただ、ここで、(形容詞)の部分を見ます。

 kindは「親切だ」という意味ですが、

 これは( )のあとにあるthemの性質を表す形容詞ですよね。

 

 このように、「人の性質を表す形容詞」がある場合は、

 形式主語を表すforではなくofを用いる、というルールがあります。

 

 そのため、ここに入るのは、ofだとわかるわけです。

 必ず、区別をはっきりさせて覚えておきましょうね!

 

一応こちらの構文も公式化しておくと、

 It is 形容詞 of+人 to do~構文

 「〜することは、人は(形容詞)だ」と訳します。

 

 

4 答えはany other

 比較の超重要問題です。 よく出ますので確認しておきましょう。

 最上級と比較級を書き換える表現は2つあります。

 いわゆる「富士山構文」とよばれるものなのですが...

 

 ☆the+最上級+in/of+名詞 の書き換え

 比較級 than any other+名詞の単数形

  「ほかのどの(名詞)より〜だ」

 

 この構文が正解となるわけなんですが、

 せっかくなのでもう1つ。

 

 No other 名詞+V+比較級 than+〜

  「〜ほど...な(名詞)は他にない」

 

どちらも割とよく出ていると思います。

比較は書き換えが多い単元となっております。

(それ故、書き換え問題では比較がよく出題されます)

原級⇆比較級⇆最上級を自由に操れるよう、

自分なりにまとめておくと良いでしょう。

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さてさて、どうでしたか。

大人のみなさまも、頭の体操になりましたでしょうか。

 

このブログの様子を見て、続編を書くかどうか考えます。

いい感じであれば、またこんなブログを書いてみようと思います。

では、受験生の皆さんは頑張ってくださいね!Fight!

 

Takuya