プレゼンテーション。
★★★★★★ ☆☆☆☆☆
おととい、夜10時過ぎに、大学に行ってきました。
そのときの「少しおもしろい」できごとです。
家の前には公園があるのですが、
公園の方から、20人くらいの人々が走ってきました。
どうやらマラソンをしていたらしく、
坂の方(僕の進行方向)に向かっていきました。
まぁ、別に彼らに合わせる必要はないのですが、
「なんとなく急いだ方がいいのかな...?」
という日本人独特の感性に駆られ、一緒に走りました 笑
大学まで、わずか6分で到着しました 笑
↑これ、異常なほどの早さです...!びっくり!
坂を登るだけでもきついのに走ってしまったので、
大学到着時点で息が上がってしまいました。
まぁ、いい運動になったので良しとしましょう。
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Takuyaです。おはようございます。
そういえばここ数回、最初に名乗ってなかったような...
昨日はOralの授業でプレゼンテーションをしました。
おそらく、今期最後のプレゼンテーションでした。
そこで話した内容を、少しだけご紹介します。
と、その前に。このスライドだけどうしても紹介したくて。
今回、
「凝ったデザインに頼らず、文字だけで1枚目のスライドを作りたい」
「ファドっぽい雰囲気を1枚目のスライドで表現したい」
と思い、30分くらい構想を練った末、このデザインになりました。
黒地に金色の文字がキレイに映えたのも幸いして、
我ながら、いい感じのスライドができたと思います 笑
「そもそもファドって何?」
という方も多いんじゃないかと思いますので、簡単にご説明します。
ファド(fado)は、ポルトガル語で「運命」を意味していますが、
ポルトガルでは、伝統音楽のこと(固有名詞)を指します。
日本で言えば「演歌」のようなもので、
「演歌」同様、若い人はあんまり聴いていないんですよね...
ただ、ポルトガル国内ではある程度の地位は認められており、
実際に、2011年には世界無形文化遺産に登録されています。
リスボンのアルファマ地区には、
ファドハウス(casa de fado)と呼ばれる場所が多くあり、
今でも伝統音楽として、多くの場所で歌い継がれています。
現代でも、ファド歌手(fadista)が多く登場してきています。
リスボンに行った際は、是非一度聴いていただきたいものです。
まだファドハウスに行ったことがないので、一度行ってみたいなぁ。
こちらコインブラの話を少ししておくと、
「コインブラファド(fado de Coimbra)」と呼ばれる、
リスボンファドとはまた異なるファドも存在しています。
このファドは男性のみしか歌うことができないのですが、
基本的には「女性への愛(serenata)」がテーマとなっており、
昔は好きな女性の家の軒下でこっそり歌っていたんだとか...!
今では伝統行事の際によく見られます。
10分程度のプレゼンだったので、
それほど深い内容までは触れられなかったのですが、
それでも、調べていてかなり面白いなぁと思えるトピックでした。
実際にプレゼンで紹介した動画を貼ってみます。
よろしければ、ご覧ください。
リスボンファド
「ファド界の女王」と呼ばれるAmália Rodriguesの作品。
その中でも一番有名な、"Tudo isto é fado"という楽曲です。
この物哀しい雰囲気が、僕はとても好きです。
→ポルトガル語で"saudade"といいます(重要な概念です)。
日本語に直すと「郷愁」なのでしょうが、なんか違う...
Almas vencidas Noites perdidas... からのリズムが好きです。
コインブラファド
コインブラの伝統行事(卒業式)でもある、
"Queima das Fitas"(リボン焼き祭り)での様子です。
イントロを聞いた時点で感動ものです。
(隣の部屋から、毎日のように聞こえてくるんです 笑)
実際に泣いている方もいますが、
大学の街ならではの光景なのかもしれませんね。
最初の"Sentes que um tempo acabou(この時=大学生活が終わるんだなぁ)"、
途中の"Capa negra de saudade No momento da partida"
(黒いマントへのサウダーデ... いざ、去る時だ...)
という歌詞がとくに好きで、学生の思いが感じられます。
帰る頃には僕もこんな思いを抱いているのかな... と思ったり。
写真なしの長いブログ失礼しました 汗
明日はもっと中身のあるブログを書きます!
授業のプレゼンでは出せなかったスライド。
ポルトガルでは、suaではなくvossaを使います。
Até amanhã!
Takuya