お城でブログ、なう。
★ ★★★★ ☆☆☆☆
突然ですが、
ブログを書くとき、
僕はどんな状態だと思いますか?
基本的には、
机にPCを置き、座った状態で書いています。
では今はどうしているかというと...
お城のベッドで寝そべりながら書いています。
現在、お城に宿泊中なのです 笑
これの詳細はあとで書きますが、
気になる方は「ポウザーダ」で検索してみてください。
昨日エストレモス(Estremoz)を観光し、
今はモンサラーシュ(Monsaraz)にいます。
アレンテージョ旅行もいよいよ大詰め。
最後の最後まで、楽しみたいです。
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どうも、Takuyaです。
早速、ファドハウスの話をします。
ファドハウス(casa de fado)
すご〜く簡単な説明になってしまいますが、
「ファドを聴きながら、食事ができる」
という場所です。
ファドの発祥地と言われるリスボンには、
このファドハウスがたくさんあります。
特に多いエリアは、以下の2箇所。
・バイロアルト(Bairro Alto)
・アルファマ(Alfama)
いずれもリスボンの中では治安が悪いらしいので、
とくに女性だけで行かれる際などはご注意くださいね。
幸いなことに、
泊まったドミトリーがバイロアルトに近く、
徒歩圏内にファドハウスがありました。
ちなみに、
僕がポルトガルに関心を持ったきっかけは、
実はこのファドだったんです。
前にも書きましたが、
fadoという単語は「運命」を意味します。
「運命」を歌うなんて、素敵じゃないですか。
できることなら、
将来的にファドを研究したいものです...
自分が今ポルトガルにいるのも、
何かの「ファド(運命)」があるのかな...?
なんて。
ちょっとかっこいいことを言ってみます 笑
話が逸れました。ごめんなさい。
ドミトリーでオススメされたのは、
以下に紹介する2店舗でした。
①Café LUSO
(ルーゾ)
②Tasca do Chico
(タスカ・ド・シコ)
※Chico=Franciscoさんの呼び名
Tripadviserで両方チェックしたのですが、
どちらがいいか判断できませんでした。
ただ、
「LUSOの方が本格的」と聞いたので、
「せっかくなら、本物を見よう」と思い、
LUSOに行くことになりました。
以下、注意事項というか、いろいろです。
①開始時間がかなり遅い!
僕たちは、22:30からと言われていました。
(が、21:30入店時点で、すでに始まっていました)
ホテルが遠い場合などは、
結構大変になってしまう気がします。
②値段がかなり高い!
LUSOの場合ですが、
ミニマムチャージが27€でした。
(22:30以降は17€になるとか...?)
ただし、
「食事代を27€以上」にすればよいので、
コンサートを見るよりはお得なのかも...?
まぁ、商売上手な人たちですから、
どう計算してもぴったり27€にはできないんですよね 笑
③いいお店を選ぼう!
せっかくお金を払うのですから、
ちゃんとしたファドハウスを選びましょう。
LUSOは、ハイクオリティでした。
以下、写真でお伝えします。
お客さんは、韓国の方が多かったです。
日本の方もいらっしゃいました。
こちらが料理。これで16€取られます...
(友人が頼んでいた豆のスープ(11€)は、
正直あまり美味しそうではなかったです...)
デザートは、これで15€...(高い)
写真ブレててごめんなさい。
最初は明るいのですが、
休憩後にだんだんと照明が落ち、
ファドが始まる頃には暗くなります。
ファドはこんな感じ。
ブレてしまっていますが、
うしろのギターももちろん生演奏です。
個人的には、
このおじさんのファドが一番好きでした。
想定より高くついてしまったのですが、
素晴らしいファドを聴くことができました。
(Património Mundial Imaterial da humanidade)
せっかくポルトガルに来たのに
伝統音楽のファドを聴かないなんて、
日本で和食を食べないのと同じです。
ちょっと違うような気はしますけどね 笑
まぁ、何はともあれ、実際に聴かないと、
なかなか雰囲気が掴めないと思います。
実は僕自身も、
これがファドを聴くのは初めての経験でした。
saudadeを生で感じられるファドを、
本場で聴けて本当に良かったと思っています。
ポルトガルにいらした際は、
ぜひファドを聴いてみてくださいね!
ではでは、Até amanhã!
♪ アイヤイヤ〜 アイヤイヤ〜
Takuya