Portugal 留学日誌。

2016-17でCoimbraに留学したTakuyaが、留学の振り返りと、ハリネズミ「チョコ」との日々を送るゆるゆるブログです。

直感。

★★  ★★ ☆☆☆☆☆☆☆

 

どうも、Takuyaです。

またまたinstagramで宣伝をしました。

前回のanother skyはなぜか笑われていたようです。

こちらとしては真面目に書いたつもりなのに...泣

おわかりかと思いますが、そういうことです。

 

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このブログがアップされる11:00頃、

おそらく僕はマドリッド空港にいて、

マラケシュ行きの飛行機を待っています。

 

一人旅の魅力にハマって、早くも1年。

https://www.instagram.com/p/BTdtnsgANG0/

Nemophila🇯🇵・ふと「去年の今頃何してたのかな〜」と思って写真を漁ってみたところ、1人で茨城のひたちなか海浜公園にネモフィラを見に行っていたことが判明😳 青い景色が素敵だったのを覚えています✨ これが一人旅にハマったきっかけだったかな...?・日本のみなさま、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください✨・・Flores azuis, tirei no Japão🇯🇵 1 ano atrás. Foi primeira viagem feita por mim sozinho・・#ネモフィラ #ネモフィラの丘 #ネモフィラブルー #ひたちなか海浜公園 #青 #ブルー #azul #ゴールデンウィーク #throwback #japao #日本#🇯🇵 #写真撮ってる人と繋がりたい

最初の一人旅は、1年前の茨城だったかな。

 

フランス以来1ヶ月ぶりとなる一人旅。

https://www.instagram.com/p/BS_CSvfAnQA/

Albi🇫🇷・フランス🇫🇷一人旅3日目は、高校世界史で習った「アルビジョワ派(カタリ派)」を受け入れた街として知られる世界遺産の司教都市、アルビを訪れました。赤いレンガで統一された景色は、本当にかわいらしく、美しいものでした✨ タルン川沿いのひなたぼっこも良かったなぁ〜😊・・・No 3º dia na França🇫🇷, visitei Albi, uma cidade de religião "Albigeois", um tipo da religião cristã. A paisagem de tijolos vermelhos foi ótima😊 Também gosto muito de ficar cais do Rio Tarn para apanhar o sol.・・・・・#アルビ #albi #フランス #🇫🇷 #frança #旅行最高 #一人旅 #素敵な街 #川 #もはや夏 #写真撮ってる人と繋がりたい

カルカッソンヌは何度も貼ったので。これはアルビ。

 

そして、

この留学中では最後となる一人旅です。

 

フランスでも色々なものを得られたので、

一人旅の集大成」となる旅をしたい。

https://www.instagram.com/p/BSzKguHA6KS/

A viagem inesquecível・今回のフランス旅行🇫🇷は、自分にとって本当に大きな意味を持つ旅となりました。・半年ぶりの完全な「一人旅」・久しぶりに「自分」と真剣に向き合うことができました。この巨大な城塞都市カルカッソンヌでは、改めて自分の悩みの小ささを実感しました。・「これだけ自分のことを考えられた」という意味で、ここは僕の”another sky”になる場所なのかもしれません。・続きは明日のブログで。日本🇯🇵時間で19:00です。ポルトガル🇵🇹時間では11:00。・今日はポルトガル語は省略します。Tirei esta foto em Carcassonne🇫🇷. ・・・・・#anothersky #続きは明日のブログで#写真好きな人と繋がりたい#旅行最高 #一人旅 #カルカッソンヌ #carcassonne #フランス #frança #🇫🇷

結局カルカッソンヌ貼るんかい。

 

そんなことを考えながら、

大きな好奇心と少しの不安を持って、

かなりチャレンジングな決断をしました。

それは...

アフリカを一人旅する。

というものです。 

 

アフリカに行く」というのは、

実は、この留学中の目標の1つでした。

「せっかくアフリカの近くにいるんだし、

 行ってみる価値は十分にあると思う。

 ヨーロッパとは異なる世界があるはず」

というアドバイスをしてくれたのは、

中学時代にお世話になった塾の先生。

 

留学直前に塾を訪ねて、

それ以来頭ではずっと覚えていたのですが、 

母親にものすごく心配されていたこと

 今になって考えれば、当たり前ですよね...

自分の中にも結構な不安があったこと

 (偏見にあたるかもしれませんが)

 「イスラム圏」はこれまで行ったことがないもので...

他に都合がつくメンバーがいなかったこと

 「モロッコに行きたい」と言っていたメンバーは、

 コインブラの中にもかなり多かったと思います...

 しかし色々あって、誰も都合がつきませんでした...

というような感じで条件が重なってしまい、

行くなら一人旅になる」状況でした。

さすがの僕でも、

「アフリカに一人旅は怖い」と思ったので、

仕方ない」と諦めたつもりだったんです。

 

現在、Queima das Fitasという休暇中です。

4月の終わり頃に旅行計画を立てていて、

ポルトガル国内orロンドンを一人旅する」

という選択肢は残っていたものの、

モロッコは候補にすらありませんでした。

 

しかし、先月Famalicãoに旅行した際、

taku-portugal.hatenablog.com

おばあさんの息子さんの友達のお一人が、

モロッコの魅力を話してくださって...

 

話を聞いているうち、

やばい、モロッコにめっちゃ行きたい

「いや、なんならこれは行くしかない

と、直感的に感じてしまったんです。

 

そこからの僕の仕事は早く、

LONELYPLANETというHPから情報を漁り、

ガイドをつければ大丈夫なはずだ

誰もいないけど一人で行ってしまおう

という発想にたどりつき、

現在に至ります。

あと1時間ほどで、いよいよ到着です。

 

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ちょっとここで、話が変わります。

 

先日のモンサント旅行で、

Yuta氏・Minaちゃんと話した内容ですが、

自分はこれまでの人生で、

割と直感に頼って生きてきた

と考えるようになりました。

 

「大学3年生で留学をする」 というのは

大学に入学する前から決めていましたが、

コインブラを選んだのは、半ば直感です。

 

数ある言語からポルトガル語を選んだのも、

家からかなり遠くの高校を選んだのも、

そこで英語に興味を持って文系の道を選び、

人生初の海外を経験できたことも、

突発的に中学受験をして、

中学での新しい出会いを得たことも。

 

思い出してみれば、

どれも「〜しろ」とは言われていなくて、

自分の「直感的な」判断に従って、

ここまでの道を決めてきた気がします。

1つ違う選択をしていたら、

おそらく今の自分はここにいません。

 

医学部進学に強いあの高校に進んで、

理系の道に進んで、

父親と同じ医学の道に進んでいた

のかもしれません。

 

妹と同じように、この歳になっても、

海外経験ゼロだったかもしれません。

 

就活を意識して経済・法学の道へ進み、

英語圏に留学していたかもしれません。

 

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荘子の「運命随順」という言葉があります。

上古の真人は生を喜ぶことを知らないし、死を憎むことも知らない。この世に生まれ出ることを喜ぶのでもなく、死の世界にはいることを拒むこともない。このような境地にあるものは、その心は一切を忘れ、その姿は静寂に満ち、その額はひろく平らである。秋の日差しの厳しさがあると思えば、春の日差しの暖かさがあり、その喜怒の情は、ちょうど四季のように、自然のままに移り変わってゆく。その心は物と調和を保ち、無限の広さをもつのである。だから、聖人はなにものも失う恐れのない境地、いっさいをそのままに受け入れる境地に遊び、すべてをそのままに肯定するのである。青春をよしとし、老年をよしとし、人生の初めをよしとし、人生の終わりをよしとする。このような境地にある聖人に対しては、万人はひとしく憧れの心を抱くであろう。まして、万物がそこに帰属し、すべての変化がそこから現われる根源の道こそ、万人の仰ぎ尊ぶもの―大宗師―ではないか。(Fonte:『荘子』概説

高校時代に独学で倫理をかじっていたので、

思想家の話は少しだけ詳しいのです。

 

自分は聖人とは程遠い人間ですが、

進んだ先でうまくいかないことがあっても、

その状況を耐え忍び、いい方向に考え、

うまく受け入れられる気がするんです。

 

もちろん、これまでの人生すべてを

「楽しかった」「よかった」と 、

一言で片付けることはできません。

 

これまでの生活の中でも、

もちろん今のコインブラ生活でも、

辛かったことはたくさんあります。

それでも、自分が選んだ道に対して、

現在の自分は一切後悔していないんです。

 

よかったこともそうでなかったことも、

苦しかったこともすべて含めて、

大局的に「自分の運命」として、

受け入れられているのかもしれません。

 

変えられる部分もあるかもしれませんが、

運命」は存在すると信じています。

以前の記事でも書いていますが、

ポルトガルに来た」ということ自体も、

自分にとっての「運命」だと感じています。

できればこれから先も、

ポルトガルとずっと関わっていきたいです。

 

だから、これから先の就職・結婚など、

「人生のイベント」的なものについても、

そのときの自分の「直感」に頼れば、

運命」の通りになるんじゃないかな、

と思っています。

 

もちろん何もないことを願っていますが、

もしこの旅行中に何かに巻き込まれたり、

帰国するまでの期間(残り2ヶ月)に

ポルトガルで危険な目に遭ったとしても、

それも「運命」なのかもしれません。

 

先日母親に話したら結構 心配されましたが、

十数年後にねこと二人暮らしをしていても

それはそれでアリなのかもしれません...

悲しい・寂しいと思うかもしれませんが、

きっとそういう「運命」だったんだ

と、すんなり受け入れられる気がします。

別にこの未来を望んでいるわけではありませんよ!!

母親からは「開き直るな」と諭されました 笑

 

こんなことを書くと、

読者の方から変わった人だと思われそうです... 

 

これまでの経験以外、根拠はないですが、

これまでに「失敗」がない以上、

どの道を選んでもうまくいく

自分を信じれば、絶対大丈夫

だと、心の中では思っています。

  

このブログが続いていることも含め、

僕は、自分で決めたことについては、

基本的にやり続ける人間だと思うので。

 

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さてさて、モロッコに話を戻します。

僕の「アフリカ」に対するイメージは、

「エキゾチック」とか「少し怖い」とか、

結構ふつうなイメージだと思います。

 

モロッコは旅人の間では人気ですが、

一人旅の場所としてはどうなんだろう...

「そもそもアフリカに一人旅って...」

と思わないこともないです。

 

少し失礼かもしれませんが、

- 行く先は、ポルトガルほど安全ではない

- ヨーロッパほどの秩序がない場所だ

ということは、十分承知しています。

 

こんな世の中(世界)ですから、

日本を出ればどこも危険だよ

アフリカって危ないんじゃないの

いや、日本だって安全じゃない

となるのかもしれませんが、

もしかしたら違うかもしれない

という期待も、少し自分の中にあります。

もちろん、

何か危険な目に遭うかもしれない

というのは、十分に覚悟しています。

そんな場所に一人で乗り込んで、

無事に帰ってこられるのだろうか

と、結構 心配な部分もあります。

 

でも、これを決めたのは自分自身

本当に直感的に行くことを決めました。

ほぼ誰にも相談なく決めたので、

家族や友人たちにもかなり驚かれました 笑

 

行った先で、

いろいろな経験をしてきます。

きっと記憶に残る旅になるでしょう。

カメラは少し調子が悪いですが、

バッチリ記録としても残してきます。

 

人生初のアフリカ上陸です。

正直なことを言うと、

怖さ・不安(マイナス)より、

期待感(プラス)の方が大きいです。

そして、

ドイツ・チェコ・フランスを一人旅して、

その経験は蓄積されているはずなので、

自分の「旅人」力を試したいです。

 何ができるんだろう。

 どれくらい成長できたんだろう。

 考え方は変わったのかな?

というところを、

自分の目で確かめてこようと思います。

 

行った先でなんとかなる」と信じて、

起こったことは素直に受け入れてきます。

 

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きっとこの一人旅も成功する

いや、必ず成功させてきます。

 

新たなる世界との遭遇、楽しみです。

 

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以下、事務連絡です。

 

コインブラに到着するのは、

5月14日土曜日になります。

 

旅行中もブログは止まりません。

14日の分までは、下書きを終えています。

無事にコインブラに帰ってきましたら、

15日に帰還のお知らせブログを打ちます。

 

旅行中にwifiがあれば、

instagramTwitterなどのSNSは、

少しだけ更新するかもしれません。

wifiがなくても、このブログは自動で上がります。

よろしければ、是非ご覧くださいね!

 

それでは、みなさんお元気で。

Tchau! Até logo!!

 

Takuya